獣医監修のペットQ&A❷
Q.
うちでは5歳の♂猫を飼っているのですが、歯垢がついているので、インターネットで猫の歯石について調べました。すると猫は歯垢が歯石に変わるのがとても速くて放っておくと歯肉炎や歯周病を起こす等が書いてありました。そこで歯磨きをしようと思い、ペットショップで歯磨きシートと歯ブラシを買ってはきたのですが、なかなかうまくできません。いろいろ試しているのですが・・・。いい方法があったら教えて下さい。
獣医監修のペットQ&A❶
Q.かなり元気な11歳のミニチュアダックスフンド♂ですが、、、。
我が家には、11才と5ヶ月のミニチュアダックスフンド♂のマロンがいます。やんちゃで猫みたいにツンデレな男の子です。マロンが「オエッオエッ」と苦しみながら黄色い液体を嘔吐します(涙)聞いていてとてもかわいそうです。「オエッオエッ」の後は、何もなかったように元気です。以前からこの症状はあったのですが最近、深夜や早朝に回数が多くなりました。原因と、対応策はありますか?
A.まず、嘔吐物が何なのかを確認する必要があります。
嘔吐物の種類を理解することは、一過性のものなのか、慢性的なものなのか理解する助けになります。吐き出したものは、病院行く場合原因を早く特定するための役に立つので、保管しておくことが望ましいです。
今回のケースの黄色い液体を嘔吐するという犬は割と多くみられます。この症状は胆汁嘔吐症候群と呼ばれています。
「胆汁嘔吐症候群」は、空腹時間が長すぎることにより、十二指腸内に分泌された胆汁が胃に逆流してその刺激により黄色の液体を嘔吐します。胆汁は黄色の液体ですので、嘔吐内容物も黄色の液体となります。
対応策としては、ご飯のタイミング。回数を考え直すか満腹感を維持するための方法としては、2食与えていたのを3食や4食に分けて与えたり、急いで食べる子は、ゆっくり食べれる形状のエサ入れに変更したりすることが考えられます。
症状が治らない場合は、かかりつけの動物病院に相談することをおすすめいたします。
●回答の協力をしていただく動物病院の先生方
・ 大津動物クリニック ・ こがペットクリニック・ たかた動物病院 ・ ビッグベア動物病院 ・ 吉田獣医科病院 の諸先生方です。